1級〜初段編
今回お伝えしたいのは
「棋書による定跡勉強」と「分析」
についてです。
私が本格的に棋書を使って定跡の勉強を始めたのはこの時期です。個人的には、棋書を使った勉強は強くなるためには避けられないと思ってます。
自分で戦い方を考えるのには限界があります。
ですが棋書を買って勉強すれば、天才たちが考え、継承してきた定跡を簡単に手に入れることができるんです。
それが千円やそこらで買えるなんて、安い買い物だと思いません?
今はネットで本の評判も見れるし購入も簡単です。まだ持っていない方は購入されてみてはいかがでしょうか。
(※購入する際は実際に手にとって内容を確認することをオススメします。ご自身が読みやすいと感じた本を選んであげてください。)
いずれおすすめ本についてもまとめようと思います。
次に「分析」についてです。
何もソフトにかけて最善手を検討しろなんて難しいことは言いません(私は未だにできません)。
自分がどういった戦型のときに相手のどういった戦型に勝てないのか
それだけでいいのでまとめてみてください(ウォーズの一覧だと相手の戦法がパッと見れないので私は自作のエクセルマクロで管理していました)。
何に勝てないのかがはっきりすれば、あとはその戦法の対策を立てるだけで勝率はかなり上がります。
私の例で言うと、1級時代、四間飛車にとにかく勝てませんでした。何かメタれる戦法は無いかと模索しているうちに右四間飛車に出会いました。
徹底的に右四間の定跡を叩き込んで実戦を繰り返すうちに、気づけば得意戦法となり、逆に四間飛車に対する勝率が最も高くなりました。
そこから初段までは早かったですね。
まとめると私が1級〜初段までにやったことは「棋書による定跡の勉強」と「戦績の分析」です。
棋書を使った勉強方法については改めてまとめようと思いますが、参考程度にお考えください。(勉強方法はあくまで自分で作り上げるものだと思ってます)
今伸び悩んでいる方へ、ほんの少しでもお力になれれば幸いです。