DAY1 シリーズ本の中のお気に入り
ようやくDAY1を書き始めることができました……
シリーズ本と真っ先に聞いて思い浮かんだのは
上橋菜穂子先生の「守り人」シリーズ。
全10巻と短編集が出版されています。
物語は主人公である用心棒「短槍使いのバルサ」が
偶然新ヨゴ皇国の第二王子
チャグムを救うところから始まります。
彼はこの世と重なって存在する異世界「ナユグ」の
水の精霊〈ニュンガ・ロ・イム〉の卵を宿していたのです……
私の言語化能力ではこの説明が限界です。泣
でも読んだらわかるんです!!
上橋先生の本はとにかく世界観の作り込みが凄い!
上橋先生自身が文化人類学を研究されていたのにも関係があるのかもしれません。
本当にその世界で生活しているかのような没入感。
現実逃避にうってつけの本ですね 笑
(※実際休職中に読んでました)
子供から大人まで
万人が楽しめるファンタジー小説だと思います。
守り人シリーズの中でも私のお気に入りは
シリーズ2作目『闇の守り人』です。
この作品は主人公である
「短槍使いのバルサ」の過去に迫るお話。
シリーズ1作目の『精霊の守り人』よりも
ちょっぴり大人向けの内容になってます。
バルサの背負う呪われた運命
そこから解放されるべく
本心を剥き出しにして戦う姿に心を打たれました。
人が抱える心の闇と
そこから目を背けず戦うことの大切さを伝えてくれる
本当に素晴らしい本だと思います。
シリーズ全て読もうとすると
少し巻数が多いですがすんなり読めますし
その分登場人物の成長も楽しめます!
(特にチャグム!!)
長い自粛生活が続いています。
これを機に少し長いシリーズモノに
手を出してみてはいかがでしょうか。
この記事を読んだ方が
素敵な本と出会えることを願っております。
mages.
(どうでもいいが登場人物の二つ名格好良すぎ……
「短槍使い」のバルサに
「欠け角」のヴァン…
私もこんなの欲しい…)